静電気の季節の前に。ショート・ボブは「こすらない・触らない・乾かしきる」
髪の静電気は11月から3月に集中すると言われます。短い髪は浮いた毛が目立ちやすい長さ。ショート・ボブ専門の美容師が、表面の浮き毛・顔まわりの貼りつき・毛先の広がりの3つに分けて、髪質別の見立てと今からできる準備をまとめました。

この秋、美容・家電・気象など12の企業とブランドが参加する「静電気オフプロジェクト」が始まりました。髪の静電気は一年のうち11月から3月に集中すると言われています。対策を始めるなら、空気が乾ききる前の今です。
ショート・ボブは、長い髪より静電気が見た目に出やすい長さです。重さで下に落ちないので、浮いた毛がそのまま残ります。出方は大きく3つ。場所ごとに原因と手当てが違います。
1. 表面に短い毛が立つ
イメージ図:分け目とトップの表面に、短い毛だけが浮く
分け目やトップから、短い毛だけがふわっと立つ状態。髪の表面のうるおいと油分が減ると、静電気は起きやすくなります。そこにブラシや手の摩擦が加わると浮きます。
向いている人:ツヤのある面で見せるボブ、ストレートのショートボブの方。面がきれいなほど、数本の浮きが目立ちます。
サロンでの見立て:細くてやわらかい髪の方に一番出ます。とかす回数を減らし、ブラシは木や天然毛のものにすると変わります。スタイリング剤は手のひらに薄くのばし、表面をなでるだけ。つけすぎるとトップがつぶれるので、量は毛先の半分以下で十分です。
2. 前髪と顔まわりが貼りつく
イメージ図:顔まわりの毛が頬に寄り、前髪が額に貼りつく
マスクやマフラーを外した後、顔まわりの毛が頬に寄る、前髪が額に貼りつく。原因のひとつは、無意識に髪を触る回数です。先のプロジェクトの調査では、人は一日に500回以上髪に触れているという結果が出ています。触るたびに摩擦が起きます。
向いている人:前髪あり、顔まわりに短い毛を作っているショートの方。
サロンでの見立て:前髪の生えぐせが強い方ほど、直そうとして触る回数が増えます。根元を生えぐせと逆方向に乾かしてから下ろすと、日中に触らずに済みます。額の丸みが強い骨格の方は、前髪を薄くしすぎないほうが貼りつきにくくなります。
3. 毛先が広がり、襟足がはねる
イメージ図:風は根元から毛先へ。上から下に向けて乾かしきる
ニットやコートの襟と毛先がこすれて広がる状態。乾かし残しがあると、髪の表面が整わないまま一日こすられることになります。
向いている人:あごラインから肩上のボブ、襟足を長めに残したショートの方。
サロンでの見立て:硬くて太い髪の方は、広がると戻りにくい髪質です。根元から毛先へ、上から風を当てて最後まで乾かしきること。カラーやアイロンの履歴が多い髪は表面が乱れやすいので、乾かす前にミルクを毛先中心になじませます。襟足が浮く生えぐせの方は、冬だけ襟足を短めにして、襟に当たらない長さにする方法もあります。
共通して言えること
静電気は、乾燥と摩擦が重なると起きます。保湿する、こすらない、触らない。この3つで出方は変わります。
ホームケアは、シャンプーのお湯をぬるめにすること、タオルでこすらず押さえて水気を取ること、乾かしきってから寝ること。特別な道具より、毎日の手順のほうが効きます。
※記事内のイメージ図はAIで作成した説明用のイラストです。実際の仕上がりは骨格・髪質によって変わります。
どれが似合うかは骨格と生えぐせで決まります。カウンセリングで一緒に決めましょう。
RESERVE
どれが似合うかは、骨格と生えぐせで決まります。
カウンセリングで一緒に決めましょう。新宿駅南口 徒歩3分、ショート・ボブ専門の美容室です。

WRITER
宮下 雅人(雅流〜GARU〜)
新宿のショート・ボブ専門美容師。「乾かすだけでおしゃれになれる」を軸に、骨格・髪質に合わせた似合わせカットを提案しています。
参考にした情報
- DIME「静電気から髪を守る「静電気オフプロジェクト」が始動!業界を超えて12の企業とブランドがタッグを組んだ理由」
- Oggi.jp「プロが伝授【髪の静電気対策】」
- 美的.com「髪の乾燥悩みをヘアケアのプロが解決」
※内容は自分の言葉で書き直しています。画像はすべて当サロンで撮影したものです。
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